Symphony

フロムゲーが基本です

ソウル風パンツゲーム コードヴェイン感想

恥ずかしながら今更フリプでプレイしました。

フロムゲーのリスペクトやフロムゲーへのメタネタを楽しみながら本編クリアしました。そんな点で面白かった点や批評も踏まえて本記事に記しています。

 

フォトモードはとても優秀だと思います。

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まずは使用したビルド紹介

効果時間や数値が全く掴めないので、極力バフを減らした脳筋プレイをした結果ほぼテンプレになりました

ブラッドコード:

 アトラース

武器:

 ツヴァイ

牙装:

 暗夜の鉤爪

コード:

 体力・スタミナ・硬牢アップ・自由枠

アクティブ:

 三滅殺・ストライクライザー

 トーナメントブラスト

バディ

 ルイ→ミア→イオ

 

 火力の高さとガードの硬さとスタミナ消費の少なさで両手剣を使用しました。(両手剣なのに片手で持ってて最初困惑してました笑。)

 服はロリになるようにすることだけ考えて序盤から変更なし。吸血が最大溜めしないといけないし、溜まったら即発動じゃないので溜まったかも分かりづらくて使わなかったです。ハベル指輪が実質無くて重量が初期から変わらないので固定になるのが惜しいですね。装備重量変える要素無いか結構探しました…

 パッシブに関して、ふんばりは味方のトスがあるし、体力1で耐えたところで回復からの立て直しがしんどいので不使用。このゲームのボスは露骨に近づけさせない技を多用するのでそこで回復したいです。タゲある時のブンブンが酷すぎていつでも距離とって回復とはいかないのでなるべく多く保ちたいです。回生あるので惜別要らないって感じでした。

 アクティブはとにかく時間が長いトーナメントブラスト使ってました。他の補助系は効果時間が短くて使い辛いし、通常の回避やガードで事足りる物ばかりだなという印象。トーナメントブラストが基本ですが、クールタイムの都合や当てやすさの違いで三滅殺も最後まで入れてました。

 属性攻撃は用意するのがめんどくさいし、弱点関係が分からないのでガン無視でok雪エリアのゴリラはアーマー着くと硬いですがゴリ押しできる範疇ですね。物理攻撃が極端に効かない敵がいなくて助かりました。

 バディは序盤のルイが常に後ろ走ってくるだけで役に立たなかったので、後方支援でダメージ増やしてくれるミアに変更。両手剣で前線にガンガン進むスタイルならミアの強さは気にならなかったので、後でネットの評判を見てびっくり。イオ加入後は回復の数値がでかいのでイオとプレイしてました。回生後に即死しない数値で回復してくれるの助かります。

 

立ち回り

 敵を一人ずつ釣るor敵を抜き切ってからUターンすることで固まっているところにアクティブを叩き込む。敵が見えた段階で溜め攻撃やスキル使ってもリーチが足りないんですよね…敵が振りかぶってるとスパアマ付いてるので、ダクソよりも動きは早いのに雑魚戦のテンポが悪いです。ハクスラゲーとソウルゲーの悪いとこどりでどっちつかずになってしまってますね。

 このゲームはどの攻撃を喰らっても痛いので後ろからダッシュ攻撃されることを避けるように立ち回りました。ブラボ の後方からのダッシュ鉈落としが一番事故要因な感覚ですね。裸プレイヤーをワンパンするオーラガリを許すな。余談ですが地下ステージが固定聖杯の匂いがして笑ってました。

 

本家リスペクトで笑った点

はしごショトカ

 半分だけ上がったはしごを見た時、これ絶対ショトカとして蹴り落とす奴やん!って思ってたらほんとに蹴り落として笑いました。イオはメタコメしてくれるのでペアにしてみてください。

エレベーター

 真ん中にボタンがあって開閉する謎動力エレベーター君も健在。本ゲームでもエレベーターを押して閉じる前に出ることで次回に使いやすくするテクニックまで使えて笑いました。はしごと同じくイオのメタコメを聞いてみてください。 

バクスタの弱さとテンポの悪さ

 バクスタが時間かかる割にクソダメで使わないところが本家そっくりで笑いました。無敵ですり抜けとして使いたい時あるのにケツの吸い付き悪いのは良くも悪くもって感じですね…

吸い付きまくってたら地獄だった

深層ステージ

 本編とは関係がない。殺風景で雑魚の密度が高い。地下の探索。本編でのボスのステアップ版。行くためのハードルが高い。といった固定聖杯ぽさを感じて笑ってました。

白い血の聖堂

 アノロンの見た目でイルシール騎士がいる塔のラトリアだと思いました。ワープするヒョロガリ騎士がイルシールっぽい。アノロンリスペクトの針渡りなくて安心したけど残念でもあります。別ステージにはそれっぽいのあるんですけどねー。

 

オンスモリスペクトボス

メインストーリーではあれ?合体しないのかと思っていたら深層ボスで合体して笑いました。

本ボスもオンスモもチョロチョロしてるチビから倒す派です。

 

キャラク

 ガスマスク外させてくれ。デフォルトの衣装もプリセットから選ぶのではなく組み合わさせて欲しかったです。アクセサリーの自由度だけ高いのがちょっとズレてるかな…

 身長を最小にしても他のキャラとほぼ変わらなくていじる設定意味ある?ってなりました。もうちょっとメリハリ欲しかったです。

 声が10種類の割にBBAボイスしかないのが残念。作中ムラサメだけ声高くて浮いてますよね。

 

評価

 荒廃した世界感へ没入させる感じのダンジョンが無く、ひたすら洞窟探検をしている感覚になる。どのエリアも1部分をコピペして引き伸ばして区切って作った迷路なだけといった感じです。敵も基本色違いの使い回しですしね…ドロップまで序盤装備のままなのはガッカリしました。各エリアの構成自体は本家が好きな人でも楽しめる内容になっていると思うので惜しい。退廃した雰囲気は良いニーアオートマタと足して2で割ったら凄く良いゲームになったと思います。

 バトルに関してはハクスラの判定なのでスタミナ消費が邪魔でしか無いという評価ですね。どうせ敵のスパアマで攻撃できるタイミングは限られてるので移動がめんどくさいだけです。攻撃判定が本家より分かりにくいし、敵と自分の間合いの取りにくさ詰めにくさが目立ちます。こちらのゲージ技が通常攻撃被せられて潰れて萎えるのは格ゲーと一緒ですね。また、ゲージ技が潰れたのかどうかも分かり辛いのもマイナス。出す前に潰されたのか、発動後潰されたのかほんと分かりにいです。

 RPGですが、同じ所を何回も往復するおつかいやマラソン要素やレベリング要素がなくダンジョン攻略だけに集中できるのはとても良かったです。

 総評はハクスラパンツゲームにソウル風のスタミナ制とRPG要素でソウル風ARPGに仕上がってるといった所感です。本作はNieRやカグラと同様にストーリーを深く楽しむ作品ではなく乳や尻を楽しむハクスラパンツゲームの一種だと思います。フォトモードにダンス等色々あって楽しいです。それだけに衣装のバリエーションが惜しいですね。

 とはいえ不親切要素が少なく一周プレイするだけなら快適なので、今更デモンズダクソ1やるよりはこっちの方がオススメですね。デモンズダクソ1は不親切でモーションが少なくもっさりしてるのでフロムゲーの歴史や流れ知りたい人以外にはこっちの方が面白いと思います。

 

 

 

以下ストーリー感想です。

ネタバレと辛口なので、その点了承してくださる方のみお読みくださいm(_ _)m

 

 

 

 

ネタバレ ストーリー感想

 ストーリーの過去巡りは初回はディズニーランドやUSJみたいだと笑ってたんですが文章一節毎のスキップ出来ないし、いちいち歩かせるし、バックログもないので、脳に入って来ない作りなのが惜しかったですね。ボス前の会話みたいに○で早送り出来たら良かったのになあ…

 構成はテンプレのキャラ付けに、過去の不幸自慢展開後に実は今でも生きているの繰り返し、序盤の設定からクイーンの神骸や吸血鬼以上の存在に話が移行した影響で、ルイ君を筆頭に主人公達自身が本筋に直接的に絡み辛いテーマになってきてリアクション要員なだけになってて残念でした。エアプボンドルドそのものな博士は笑えます。

 どことなく軌跡シリーズぽさを感じたので、もっとメインメンバー達全員で絡めるイベントが有れば、各章の当人達だけで完結していく話を見続けて最後に一言声掛けを繰り返すメインシナリオは避けられてたのではないでしょうか。